良いキャリアをつくるために「仕事でチャンスを見逃さない能力」を持とう

仕事のチャンスはわかりにくい形でやってくる。そこに気が付くための能力を身につけよう

働く以上は報われたい。もっとチャンスが欲しいと誰しもが思います。しかし、実態はどうかというと、ずっと同じ仕事をしているだけでキャリアアップが見込めないと嘆いている人たちの数は相当に多く、その人たちは転職などで新しい職場にチャンスを求めて旅立っていくことも少なくありません。転職した先で、希望の仕事を手に入れて、上昇気流に乗れるようであればそれは僥倖ですが、何度、転職を繰り返してもチャンスがもらえず同じ状態に陥っていたとしたら、それはチャンスを見逃しているだけで、実際にはあなた自身の問題かもしれません。もし、その可能性があるとしたら「仕事でチャンスを見逃さない能力」を身につけましょう。いままでも、ずっとチャンスがやってきていたのに、気が付かずに見逃していた結果かもしれないからです。

映画や漫画の世界ではチャンスは明確な場合が多く、劇的にあらわれます。しかし、現実の世界、特に仕事の世界では日々、小さなチャンスはあるものの、ほとんどの人がそれに気が付きません。そもそも、それ自体がひとつの試練であるためです。たとえば何気ない上司とのランチの時の会話のなかであったり、問題が起きた時の対策会議の中であったり、朝の挨拶や帰宅のあいさつであったりと、非常にわかりにくい形でチャンスはやってきます。

職場での日常の会話、挨拶などの当たり前のコトそのものがチャンスである

ある会議で上司が何気なく聞いてきた質問や、移動中の会話のなかで投げかけられる質問、それに答える時がチャンスであるというのは、実はよくあることです。「〇〇さん、この問題、どうしたらいいと思う?」と聞かれた時に、わかりません、であったり、あなた自身の感想を述べているようでは、それはチャンスを捨てているようなものです。こういった質問への答えで「能力」「適正」「投資リスク」を考えるのが、優秀な管理者です。

もしあなたが管理者で10人の部下がいたとします。3年後に事業の柱になるようなビジネスの仕事を依頼する時に、その中から1名を選ぶ必要があるとしたら、あなたはどんな人を選ぶでしょうか。まずすぐに仕事を辞める可能性がある人は除外されます。こうした情報も「最近、転職するの当たり前だからね。みんなもずっと働くつもりなんてないでしょ?」なんて何気ない会話から集められていきます。「そうですね」であったり「3年くらいはまずはやってみたいと思っています」なんていうのが、チャンスを棒にふる人たちです。それが悪いわけではありませんが、そうした時に「この会社を本気で成長させるため、そして会社が上を目指し続ける以上、つらい時もあると思いますがずっと働いていきたいと思っています」と答える人がいたらどうでしょうか。ほかにも「次の事業の営業とか考えると頭がいたいよ。これ本当にきついんだよね」という話の時など、多くの人は苦笑いして終わらせるだけです。曖昧にして、その会話が終わるのを待ちます。そうした時に「きついのはわかります。しかし会社として大事な仕事なのであれば、ぜひ一度私にも携わらせていただくチャンスをいただけないでしょうか」といってくる人がいたらどうでしょうか

管理職にも能力の高い、低いはありますので、もちろん全員に有効ではありません。しかし、どこの会社でも上級職になるほど、こうした小さな答えの違いから、その人の能力、適性を見極め、チャンスをあたえたときのリターンを計算して、仕事を依頼するかどうかを決めていきます。

仕事でチャンスを見つけたら普段の1.5倍は頑張る。周りが心配するほど本気で頑張り続けてみよう

もし、あなたが仕事で評価されるチャンスを見つけたら、やることは簡単です。普段の1.5倍頑張るというものです。口先で「頑張ります」という人はたくさんいます。管理職の中でも上の人ほど、そういう表面的な言葉はまったく聞いていません。チェックするのは「行動」と「結果」です。頑張りますといって翌日は気持ちが下がり、自分が答えた内容すら忘れるようでは、恐らく二度とチャンスはやってきません。チャンスをもらったら、それを誰から見ても、本気でものにしようとしていることがわかるほど、周囲の人が心配するほど頑張ってみましょう。但し、頑張りすぎると継続しません。結果が出るまでには時間がかかりますので、継続できる頑張りの限界として、目安は通常比で1.5倍くらいです。チャンスをもらえたら、まずは徹底的にやる、それができるだけで自然とキャリアは良い方向に回りだすはずです。

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