仕事で評価されるということが良いキャリアをつくる第一歩。評価される人間になるための「脱作業者思考」

多くの人は仕事の時に「作業をする」こと以外を考えていない

仕事をやっているとき、多くの人はまじめに働いています。当然、休憩もとりますし、さぼるときもあります。しかし、大局的にみればまじめに働いています。しかし、ここで注意する必要があるのが、まじめに働くというのは、まじめに作業をこなしているだけの状態にあるということです。仕事で評価を受ける人たちの行動は見た目には、そうでない人たちと比べて大きな違いは確認しにくいことが多いものの、頭の中はまったく違います。結果を出している人たちは「真面目に作業をしよう」とは思っていません。仕事の目的、意味を考えて「結果を出そう」としているのです。作業をしているだけで結果がでるとすれば、それは誰しも同じ結果になります。作業はほとんどの人ができるからです。しかし、結果としてみんなと同じになったのであれば、それは評価に値しません。評価をされるのは常に「相対的」であるためで、周囲の人と比べてどうか、平均的な人と比べてどうかを、定量的に説明できる必要があります。しかし、残念ながら、普通に作業をやっているだけでは、周囲の人と大きな差はでません。

「結果を出す」ことを考えはじめると無駄なことが見えてくる

当然、まじめに作業をすることはすばらしいことです。しかし、本当に良いキャリアを作っていきたいと考えているのであれば「結果を出す」ことに意識を向け、作業をする必要があります。たとえば、マニュアルに書かれている状況を、いまの状況が変わっているかもしれません。でも、「作業をする」ことに集中している人は、同じことを繰り返してしまいます。しかし、「結果を出す」ことを意識している人は、その小さな変化に気づき、少しの変化をいれて対応することができます。当然、同じ時間を働いていも、生み出す成果は違ってきます。 たとえば、デリバリーピザ屋さんで大量の注文がきたとします。ランチタイムに1000件の注文が入ったとして、ランチタイムにさばけたのは200件です。残り800件は終わっていませんが、ランチタイムは完全におわり、夕方になっていました。この時、作業者思考の人は、一生懸命800件を作り続けます。おわかりだとおもいますが、もちろん、それは無駄な作業になります。「ランチタイムにランチとして注文がきた」ということから考えれば、「ランチに提供すること」が求められていることだということがわかります。逆にいってしまえば、それができなければ作業をしても被害を拡大させているだけの状態といえます。

なぜこの作業をするのか?という問いにしっかり答えられるようになることが最初の一歩

「仕事で結果を出すつもりがありますか?」と質問をすると多くのは人は、当然ですと答えます。しかし、「その作業はなぜやる必要があるの?」という質問をすると、半分くらいの人は黙ってしまいます。でてくる答えも多くの場合、「会社として必要だから」「上司に言われたから」「前任者から引き継いだから」といった、不明瞭で実態のないものがほとんどのはずです。組織が大きくなるほど、この傾向は強く、結果を出すために必要な目的が不明瞭な状態でほとんどの人が仕事をしています。まだ作業者思考が強い人は、最初の一歩として「なぜこの作業をするのか?」にビジネス的に答えられるようにするところから始めてみるのが近道です。

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