キャリアを考えるならまずは「自分の人生に必要なお金」を把握しておこう

仕事をお金の面から考えることはとても重要。好き嫌いではなく、必要性から考える習慣を作ろう

仕事をするうえで給与はとても大事な要素です。みんな当然高いほうがいいと答えるものの、自分の人生に必要な金額を稼ぐという意識をもって、いくらの給料が必要だと考える人は少数派です。日本ではとかくお金に関することをはっきりと主張するのは嫌う傾向もありますが、現代社会で生きていく以上、お金はどうしたって切り離すことはできません。給料も自分のなかの常識でなんとなくみて、提示されたもので、そういうものかとやっていくというだけでなく、自分の人生に必要なお金をしっかり計算して、そのお金を稼ぐためにはどうしたらいいかを考えてみるということが良いキャリア設計のためには大切です。

アルバイトはこの地域だと時給がいくらくらい、こういう仕事の正社員は20代であれば月給はこれくらいだろうという、なんとなく知っている情報からでなく、自分の人生を運営していくために必要なお金を考えて、それを手にするための方法を模索し始めると、上昇志向が生まれ、良い結果を生み出すことも少なくありません。

一般的には人生に必要とされる金額は1億~3億程度。自分にはいくらが必要のかをライフプランから考える

様々な企業や研究機関が人生にかかるお金を計算して出していますが、多いところでは3億円弱、少ないところで1億円強というところです。この金額のなかには年金等に入っていれば、そうした収入も含まれるので、この全額を稼ぐ必要があるかどうかは状況によって変わってきますので、自分の事情からしっかり考えてみましょう。

まず自分は結婚したいのかどうか、子どもがほしいのかどうかはとても重要なポイントです。それによってお金は少なくとも数千万円は違ってくるからです。さらにポイントになるのは自分の親の介護、そして自分自身の老後です。介護にしても、老化にしても、キャリアで考えるときに重要になるのが「仕事に費やせる時間が減る」ということに直結するものであるためです。最近、問題にもなっていますが介護離職という言葉が生まれるくらい、介護には時間も必要です。つまり、収入が減り、コストは増えるのが介護であり、それは自分自身の体力が衰える、老化についても同様です。

そうした時にしっかり働ける期間に、どの程度のお金を稼ぐ必要があるのか、ここを真剣に考えて、今から毎年、給料をどの程度稼いでいく必要があるのかを考える必要があります。

いきなり希望の給与を手にできなくてもあきらめない。キャリアアップで希望給与を手にしていこう

多くの人は人生に必要なお金から計算してでてきた、必要な給与額を見た時に「これは無理だ」と思うことでしょう。そこでコストを減らす努力を始めるのも大切です。しかし、それと同じく、希望の給与額に自分の能力、価値を近づけていく努力も大切なことです。いきなり希望の給与を手にできる可能性は高くはありません。しかし、どうやったら希望の額を稼げるのかを戦略的に考え、キャリアマップを作成し、実際に自分の希望額を稼いでいる人を調査して、その業界、仕事につけるように努力を続けていきましょう。継続は力なりです。

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