どんな仕事に就きたいのかわからない?そんな時はまずは業界マップを見てみよう

いざ仕事を探そうと思ったらどんな会社で働きたいのかわからない。そんな時は世の中にあるいろんな業界を知るところから始めよう

世の中にある仕事、あなたはどれだけ知っていますか?身近な飲食店や小売店、病院に家電メーカーなど、良く知られている業界、企業がある一方、少し裏方にまわる商品、サービスを取り扱う業界になるとほとんどの人はあまり知らないのではないでしょうか。たとえばファッションアイテムを取り扱う企業のユニクロを知らない人はあまりいないでしょう。しかし、ユニクロのヒートテックの素材を開発、提供している企業のことはどれだけの人が知っているでしょうか。この素材を研究、開発をしたのは繊維や炭素を扱った素材研究開発カンパニーの東レです。東レが所属するのは業界として素材メーカーと呼ばれるところになります。対してユニクロはアパレル製造小売業という業界です。製造する際に使う生地は、他社が研究したものを利用しているわけです。

このように、普段何気なく目にする企業、業界の周辺には、実際にはあまり知られていない業界がたくさん存在しています。もし、どんな仕事をしたいんだろうと悩んだらまずは業界マップを眺めるところからはじめてみましょう。

すべての業界を一度に学ぶのは大変。まずは自分の興味がある商品やサービスから考えて周辺の業界や会社を調べていくのがおすすめ

業界の数はどれくらいあるのかというと、これは分類をまとめる団体や規格によって異なるので一概にはいえませんが、最も多く使われている総務省が定める日本標準産業分類 を例にすると、大項目で20、中項目で約100件ほどあり、ひとつひとつ見ていくのはなかなか難しい数があります。そこでおすすめの調べ方としては、まずは自分の興味がある商品やサービスを中心に、周辺の情報を調べて探索していくというものです。

たとえば女性にとって身近な化粧品。テレビCMやネット広告など、化粧品メーカーは広告費を潤沢に使って宣伝するため、多くの女性が認知しています。しかし、その化粧品メーカーが販売している化粧品を研究開発をしたのは、実はその会社ではないということがよくあります。化粧品の場合、専門の研究開発会社が多数あり、そこでひとつ業界が出来上がっています。また、化粧品は大量の広告を打つことでも知られている通り、広告の制作会社、販売代理店、メディアといった会社も隣接する業界として登場してきます。最近ではインターネットのYoutuberを使った販促なども盛んなため、多くの場合は代理店経由にはなりますが、場合によっては直接、Youtuberの管理会社などとも接触することはあるはずです。そしてこの化粧品を販売する先として、直営の小売店、家電量販店、百貨店、ドラッグストアなども登場します。これらの販売を担当する小売店に商品を卸すためには、物流が欠かせませんし、商品を管理するために自社倉庫ではなく、専門の倉庫会社を利用していることもあります。当然、化粧品を製造するためには、製造するための工場が必要ですし、そのためには専門のラインを作るために機械系の製造業界の会社が必要になります。深堀すればもっともっと周辺の会社はでてきます。

このようにたった一つ、身近な会社を中心に業界を探しただで、大量の企業の存在が見えてきます。たくさんありすぎて何から見たらいいかわからない状態になったら、まずは自分の興味のあるものを中心に、周辺を考えていきましょう。

自分が想像する仕事が本当に社内で行われているかどうかは要チェック。専門の企業に委託している確率は以外にも高かったりします

業界の構造、自分が志望する会社が見えてきたら、次は希望する仕事についても考えておきましょう。隣接する業界では、どこが境目かわかりにくい部分があり、入社してみたら社内ではそんな仕事をしている人はいなかったということが稀に起こります。たとえば、先ほどの化粧品の業界の例でいえば、広告などもそのひとつです。化粧品メーカーに入って宣伝部に配属されて、クリエイティブな広告を考えるぞと意気込んでいたら、広告の企画などはすべて代理店主導で話を聞くだけで、自分たちが考えてやるべきことはほとんどなかったといったようなものです。どこまでが社内で、どこからが社外なのか。仕事の切り分けは会社によって違うこともあるため調査そのものが少し難しくはなりますが、目安としての境目はしっかり調べて、その上で詳細は採用選考が進んだときに、面接などでしっかりきいて把握していきましょう。

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