内定率を高めるために書類と面接で表現したい「貢献意識」と「協調性」

仕事もプライベートも好かれる人、嫌われる人は同じ人。嫌われる人の逆をいけばそれだけで高得点

能力、経験、実績、経歴など王道の魅力で内定を勝ち取れるのであれば、それは理想ではありますが、それだけでは勝てる人は少数派です。大多数の人たちは、それ以外のところでも、強みをプラスしていくことを考えるのが内定獲得のためには必要です。

では、どんなところで頑張っていくべきなのか、それを考えるときに一番シンプルなのは「こんな人は採用したくない」という人を設定し、その人の逆を考えるというものです。良い人より、悪い人を想像することの方が実際には意外に簡単だったりします。たとえば、遅刻をする人、言葉遣いが悪い人、態度がわるかったり自分が勝手だったりも当然嫌われます。とにかくもらいたい、けれども何かをあげるのは嫌だという、もらいっぱなしの人もみんなに好かれることはないはずです。

本当の自分をさらけだして、それがそのままみんなに受け入れられて、素敵な毎日を過ごせるのであれば、それほどいいことはありません。しかし、それは仕事に限らず、プライベートであってもそれでうまくいくように社会はできていないのは、多くの人が理解しているはずです。

企業側の目線、そして採用を担当する人、一緒に働く人、そうしたもので「良い人だ」と思われるための言葉や文章を選ぶことが内定獲得の確率を大きく上げてくれます。

あわせてくれる人がみんな大好き。それは企業の採用でも同じです

個性は大切です。それはその人が存在する理由でもあり、その人自身の魅力でもあるからです。しかし、多くの仕事やコミュニティでは、個性以上に「みんなで協調して動く能力」が価値を生み出します。仮に、みんながバラバラの時間に活動したら、打ち合わせをすることも難しくなります。みんながやりたいように仕事を進めたら、出来上がったものはつなげることができなくなるかもしれません。仕事をしていく上で、大きな組織になればばるほど「あわせる」能力が必要とされます。

ここらへんはプライベートでも仕事も同じで、いつも自分を中心に行動をして周囲をかき乱す人よりも、協調的に話し合って他者を尊重して動いてくれる、あわせてくれる人が大好きです。それは企業の採用活動でもまったく同様で、会社にあわせる、上司に合わせる、同僚にあわせる、いろんなものにあわせることができる人は、それだけでも高い評価を得ることができます。

対して、自分の都合だけを延々と文章で書きあげた書類を送ったり、面接にしゃべろうものならば、王道の魅力が仮に高い人であっても、採用リスクを感じて、内定が見送られることも多くなります。

もちろん、すべてをあわせる必要はありません。あわせすぎると、それはあなた自身を疲弊させてしまい、仕事を継続できなくなるだけでなく、プライベートにおいても良い状態を保てなくなるかもしれないからです。しかし、求人を見て、その会社で働きたいと思って応募したの出れば、「御社に入るためであれば、あわせられるものはあわせます。そして、あなたたちのお役に立てるよう頑張りたいです」という姿勢を持ち、それを表現する必要はあります。

絶対にやってはいけないのは「もらうことだけ考える」こと。間違いなく採用されません

内定がほしいと思ったのであれば、絶対にやってはいけないことがあります。それは「もらうことだけ考える」ということです。私の都合に合わせて仕事のスケジュールを作ってください。私のできることを考えてください。私の将来に役に立つ仕事をしたいです。私を尊重してもらいたいです。提供することでなく、提供してもらうことをひたすらアピールする文章、説明をする人は、どの会社においても(一部のとにかく誰でもいいから人が欲しいという危機的な状況の会社を除けば)、絶対といっていほど採用はされないはずです。

まず企業に求めていいのはお金を法令でまもられている労働者の権利です。それ以外については、もらっている代わりに、労働者も支払う義務があります。それは多くの場合は労働という形で定義されて、それを提供することを求められるのが仕事でもあります。企業はお金を提供し、労働者は労働奉仕を提供する。これによって、双方が好ましい状態を作りましょうというのが雇用契約の中に含まれるものです。お金をもらうし、他にもやりがいや勉強する機会ももらう。でも、一切会社には何も帰さない、与えない。そんなことが垣間見えてしまったら、採用するリスクしか企業は感じません。

自分の本能的な欲求を考えなしで履歴書や職務経歴書に書いたり、面接でしゃべるだけではあなたは内定を手にできません。企業がリスクを感じず、面接官が一緒にはたきたいと思える人であると思える状態を作るために「貢献意識」をしっかりと表現していきましょう。

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