転職や就職は自分の長所を客観的に考える良い機会。今と未来という時間軸も加えて考えよう

就職活動は自分の長所、ウリがわかっていると有利。短所もしっかり考えてよいキャリアにつなげていこう

あなたの長所は何ですか? このよくある質問に対して、テンプレートな答えを返す人は意外に多く、面接官たちからすれば印象にも残らず、また、マニュアル人間であることを印象付けることがあります。もちろん、テンプレートが悪いわけではありませんが、その回答が実態に即したものであり、面接を担当している人もそれを感じることができるのであればという前提はつきます。

まず、長所についての説明は、面接や履歴書などに記載するための対策ということ以上に、あなたにとっての良いキャリアを作っていくために、どんな仕事をすることでもっと高い評価を得ることがでいるのか、みんなに評価されて幸せなビジネスライフを送れるのか、そういった成功を手にするために考えるべきことです。

自分の本当の長所をしっかり把握できていれば、無理することなく、努力以上の結果を残すことが可能になります。逆に長所がわかっておらず、求人情報に記載されている条件面だけで仕事を決めてしまった場合、努力しても結果がでない中で苦しい状態が続くかもしれません。仕事は人生のなかでとても長い期間にわたって取り組むものです。継続するためには、努力が報われること、無理がないこともとても重要であり、そのためにも自分の長所を活かせるものはいったい何か、これをしっかり考えて取り組んでいきましょう。

自分に嘘をつかない、仕事をする上で長所といえるものをまずはまとめてみよう

誰かに伝えるときに、自分を魅力的に見せたいという欲求は誰しもあるものです。しかし、仕事においてあまりに事実とかけ離れたところからスタートしてしまうと、肉体的にも精神的にもつらくなり、継続して仕事をしていくことは難しくなります。面接で話すべきか、履歴書などに記載するべきかは一旦おいておいて、まずは自分を幸せにするために、自分に嘘をつかない状態で、本当の長所を考えてみましょう。

長所というのは、その名の通り優れたところであり、周囲の人たちと比べて優れていると思えることになります。もし、周囲の人よりも成果を出せないものを長所としてしまうと、仕事をする上ではそう判断されることはなく、それがあなたにとってのプラスになることはありません。周囲の人と比べて優れているところ、自分だけがはっきりとわかっているそれがあるかどうか、まずはそこを考えましょう。この時、大切なのは定量的、数字で考えることです。欠勤や遅刻がゼロだった、というものであったり、営業目標の数字と比較して、月間売上で145%を達成したといったものがわかりやすいものになります。ただし、この時に自分だけが知っている、自分だけの力で達成したもので考える必要があります。先ほどの例でいえば、無遅刻無欠席、これは間違いなく自分の長所が現れたところです。しかし、売上の話などであれば、たまたまラッキーで大きく達成できた月があっただけであったり、実際には商品がすごく良いために誰がやっても、それくらいの数字がでるようなものであったといったような場合は要注意です。もし、それを長所としてアピールして、採用、入社したとしたら、あなたはきっと苦しむことになります。

採用する人は、説明されたものを事実として考えて、それであればと採用をすることになりますが、この時、内定の裏側には「これを期待しています」という採用する理由があります。先ほどの例であれば、営業力があるからこの人を採用すれば数字を出してくれるということが採用の理由となり、入社してからは数字を出すことを期待され続けます。もし、採用された理由を満たすことができなければ、その会社に居づらくなり、最終的に職を転々とするジョブホッパーになる可能性もあります。

まず自分の本当の長所、そして無理なく続けられる、みんなよりも優れていることを数字で証明できるものをしっかり考えてみましょう。その時にもしないと思ったならば、冷静に、これから作っていけばいいのです。

みんな少しずつ変わっていく。今だけでなく、これからも考えて自分の強みを育てていこう

人間は成長をする生き物です。そしてある年齢を境に、少しずつ老化もします。これは体という面でもそうですが、精神的なもの、そして趣味や興味といったものも同様に、いろいろと変化をし続けていきます。まず、今のあなたが永遠に続くことはなく、3年後、5年後と、自分を取り巻く環境もかわれば、自分自身もかわっていきます。もっとお金が必要になるかもしれませんし、欲しいものがへってくるかもしれませんし、目立つのが嫌いになっていくかもしれません。今が永遠に続くわけではないという、当たり前のことをしっかり踏まえて、自分の強みも、変化に合わせて少しずつ変えて、そして育てていきましょう。

20代の人と比べて、40代、50代の人たちは体力では劣ります。もし、今の強みが体力に依存していれば、それは長期にわたって使える強みとはいえません。未来のことはだれにもわかりませんが、今と同じわけはないということは確実に言えることです。そこをしっかりと戦略的に考えて、就職、転職で長期にわたって幸せなビジネスライフを送れることを目指しましょう。

おすすめの記事