給与は個人の頑張りよりも業界構造によって決まることが多いって知ってましたか?より良い仕事に就くために業界研究をしっかりしよう
Meeting of young business people in a modern office - Start up company, workers brainstorming

やりたい仕事から考えていくのも大切だけど最後は給与だと思っている人こそ業界研究をしっかりすること。キャリアは積み重ね。希望の業界で1歩ずつ無駄なく進んでいこう

一生懸命働いていればそのうち報われる。多くの人が教えられることですが、給与などの待遇という面から考えると現実の社会はそのようにはできていません。仕事を探すときにどんな仕事ができるのかという点から考える人は多く、求人メディアなどで検索する際も職種などから探す人は多くいます。転職サイトなどの場合、給与をはじめとした条件の違いは大きいため、職種などから探した場合でも最終的に自分が希望するキャリアを歩める業界を選択する可能性はあります。しかし、新卒やアルバイトなどの場合、給与面だけでは業種ごとの違いがわかりにくいため、求人の募集企業の業種をしっかりとチェックしておく必要があります。

なぜ業種によって給与などの待遇に差が出てくるのか。それは一言でいえば利益率の違いです。利益率が高い業界は最終的に会社に残るお金が大きなものとなり、そのお金を使って事業投資をさらに行っていくこととなります。その中でより魅力的な人材を獲得するために、労働者の給与をはじめとした条件面をより良くしていきます。しかし、この時、十分な利益を生み出すことができない業界では、給与条件などをあげることが難しいわけです。もし、がんばった分、給与をあげていきたいと考えるのであればとにかく利益率の高い業界にこだわるべきというわけです。

給与が上がっていく業界かわからない場合は「従業員の給与を10倍にしたら会社の売上や利益が10倍以上になるか」と考えてみよう

業界ごとの細かなことをしっかり研究することが一番ですが、そこまでやる気は起きないという場合や、やってみたけどよくわからないという場合におすすめなのは、その求人の仕事に就いた後のことを考えてみるだけでもある程度わかることがあります。その時の質問は「従業員の給与を2倍にしたら会社の売上や利益が2倍以上になるか」というものです。この時の答えがYESであれば、その業界の利益率は高い、又は努力次第で高くできるところといえます。

まずサービス業、特に外食産業などで考えるとわかりやすいのでそれをもとに考えてみましょう。従業員が10名の居酒屋があります。この時、10名の給与を2倍にしたら売上や利益は2倍になるでしょうか。答えはNOです。席数や周辺の住人の数は一定であり、どれだけ良いサービスを提供したとしても回転率を上げる努力をしていっても1日で売り上げられる売上や利益は限界があります。つまり、どれだけ従業員が努力をしたとしても会社が手にする数字では大きなプラスは見込めないため、従業員に還元ができないというわけです。

給与にこだわりたいのであれば、こうしたビジネス構造を考えて、応募すべき企業を絞り込んでいきましょう。

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