派遣社員の平均年収は327万円で正社員よりも90万円ほど低い結果に。でも、お金以外の面でみると派遣社員にはメリットもけっこうあるです

派遣社員は非正規であることは間違の無いこと。年収も統計的にみて正社員よりは劣るの事実。2019年度だと派遣社員の平均年収は327万、対して正社員の平均年収は414万円万円で90万円近い差が生まれている

派遣社員は非正規で給与が低いということはよく言われますが、統計的な調査結果をみていくとそれらのほとんどは事実です。まず派遣社員で働く人の全国平均の1日当たりの賃金は 13,831円 です。これは厚生労働省が派遣会社に対して行う調査結果の数字で、ここに勤務日数をかけて求めた数が、目安の月収、年収となります。2019年は週休2日に祝日と夏季休暇、冬期休暇を加えて計算する休日は128日ほどになります。年間が365日であることから、勤務日数は237日となり、派遣社員の平均年収は327万円が全国平均の派遣社員の年収安となります。パーソナルキャリアの調査結果をもとにすると正社員の平均年収は414万円であることと比較すると90万近く低い収入であることがわかります。

給料は安い、しかも期間雇用。デメリットばかりのようだけど派遣社員の良いところは何?それは派遣会社が間に入っているということ

非正規とも呼ばれる派遣社員は雇用期間も決まっており、さらに給料も正社員と比べて安いということを考えると何も良いことがないようにも思えますがそうではありません。良い点のひとつは派遣会社が間に入っているということです。まず、給与という点では派遣会社がいることはマージンを取られてることになりますのでマイナスではあります。しかし、一方で間に入っているからこそ助かる点もあります。またそれ以外にも正社員とは違いがありますが、その違いこそがメリットとして機能するケースもあります。こうしたことを総合して、メリットとして感じることが多い人には派遣社員は決して悪い選択肢ではありません。

派遣社員としてのメリット

  • 派遣会社が自分で見つけることが難しい仕事を見つけて提案してくれることがある
  • 派遣会社が応募条件に合致していない仕事でも企業と交渉して選考を進めてくれることがある
  • 就業先で困ったこと、戸惑っているなどの悩みを聞いて、 派遣会社のスタッフが場合によっては交渉してくれることがある
  • 退職をしたい場合、次回の契約更新を希望しないと伝えるだけで後はやってくれる(就業先の方、派遣会社の方の両方から慰留されることもあるのでデメリットにあることもあります)
  • 最初から短期間を前提としてたくさんの企業を経験してもキャリア的にマイナスになりにくい
  • 正社員に求められる会社への貢献意識などを求められることは少なく、自分の業務にしっかりこなすだけで良い場合が多い
  • 派遣社員として働いてみて良く会社、職場であることがわかってから、正社員への希望を出して就職することができる紹介予定派遣制度があるので、リスクの低い転職を実現するこができることもある

派遣社員と正社員、どちらで働いても働く会社、職場次第という問題もあるので働いてみないとわからないという点はどちらも同じ。問題があったときに辞めてもマイナスが少ないのは派遣社員の良いところ

派遣社員には良い点も悪い点もありますが、ただ、多くの問題は結局、働く会社、職場次第というのが実態であります。これは正社員も同様ですが、人間関係や企業文化など求人票ではわからないところについては、実際に働いてみないことにはなんともいえません。大きな利点ともいえるのは、この点に関するリスクについてで派遣社員は優れている場合があるということです。正社員で転職をして、どうにも合わない会社だったということで次の転職を行うと、短期間で仕事を変えるジョブホッパーとして見られてしまい、キャリア的にマイナス評価を受けやすくなります。対して派遣社員の場合は、そもそも短期間の雇用契約であったことを伝える限り、それ自体がマイナスに働くことは少なく、合わないときに辞めやすいというのは非常に優れている点といえます。また、働いてみて良い会社だと思ったら、そこから正社員への道を目指せる紹介予定派遣という制度もリスクを減らした良い転職には優れたものです。

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