ITエンジニアとして起業を考えているなら、まずはフルスタックエンジニアを目指そう!
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ITエンジニアとして身につけた技術を使って独立したいと考えているのならフルスタックエンジニアを目指すのが近道

プログラマにSE、ネットワークエンジニアとITエンジニアといってもその中身は様々です。でも、いつかは自分の会社を立ち上げたいというアントレプレナーシップを持っている人であれば、ぜひ目指してもらいたいのがフルスタックエンジニアです。フルスタックエンジニアとは、簡単にいえば、フロンエンドもバックエンドもネットワークも、すべてに精通していて小さなプロジェクトであればひとりで開発、運用ができてしまうエンジニアのことです。

ひとつのことでも大変なのにあれもこれもなんてできないと思う人も多いと思いますが、WEB業界では割と一般的な存在です。もちろん、それぞれすべてが完璧という人はなかなかいませんが、どれもそれなりにできるという人はある程度いて、そのなかでも特に得意な分野を持っているという状態です。ネットワークをやっている人で、そこからプログラミングに展開していくという人はそれほど多くはありませんが、プログラミングからはじめて、そこからネットワークの知識も身につけて、フルスタックエンジニア化していくというのは非常に多いパターンです。

WEB業界はITエンジニアのなかでも、プログラミングをするにしても、それを動かす環境についての知識も同時に持っていないと適切に稼働するものを開発することが難しいということがあります。昔ながらのシステム業界であれば、そういった部分はPMやSEたちで検討を進めて、最終的に要件ががちがちに決まったっところからプログラマーの登場という形が多かったわけですが、そういったウォーターフォール型と呼ばれるやり方はスピードが遅いため、WEB業界では競争力がなく、アジャイルと呼ばれる形に近い方法がとられてるのが一般的です。このアジャイル型の場合、設計とプログラムの境目が曖昧で、考えて作る、動かして試す、といったことをとにかく繰り返して仕上げていきます。そのためプログラマでありながら設計も同時に行うのが日常的に繰り返され、どちらの能力も伸びていくというわけです。

もし、あなたがいつの日か身につけた技術を使って会社を興していきたいと考えているのであれば、フルスタックエンジニアとして経験を積むことがおすすめです。それはなぜか、理由は”すべてのエンジニアのマネージメントを行うための基礎ができている状態”から経営者を始められるからです。

フルスタックエンジニアの能力をもっていれば、プログラマーもネットワークエンジニアも、PMも、SEも、すべての担当者がしっかり働き始める

エンジニアの中には技術を知っている人に対しては本気で対応をするものの、無知な人に対してはスケジュールなども余裕をもってゆったりと対応するという人たちがいます。1週間で終えられるボリュームの仕事を4週間と見積もったり、できるはずのことを面倒なためにできないかのように説明したりといった具合です。こうした事態を防ぐために必要なのは、すべての分野を完璧にマスターしていなくとも、何ができて、何ができないかを判断できる能力。何が大変で、何が簡単かを理解できる知識です。

これを持っている人に対してはエンジニアの多くは手を抜くことなく、適切な業務進行を心がけます。もし、あなたが技術を使った会社をはじめるのであれば、そうした状態を目指す必要があり、そのためにもフルスタックエンジニアとしてキャリアを積んで成長していくというのは、起業で成功するためにも非常に有効なことだといえます。

フルスタックエンジニアが経営者になった時に、もっとも気を付けるたいのは”自分でやりすぎてしまう”こと

経営者である以上、事業責任者として組織を運営すること、みんなを導いていくことが仕事となります。しかし、いろいろなことに対する知見があればあるほど、そして能力的にできるほど、人にまかせることがもどかしく感じ、自分自身でやってしまうというパターンにはまりがちです。これがフルスタックエンジニアとなるとコードの書き方について、ネットワークの構成やコストについて、プロジェクト進行についてなど、あらゆる分野に口を出しすぎてしまう、手を動かしてしまうという問題が起きがちです。経営者自らが開発の先頭を切るということは、経営についての業務の割合を落とすことを意味しますので役割から考えると好ましい状態とはいえません。いいたい、やりたい気持ちがわいてきても、本当に重要なところ以外はまかせることもまた必要です。

こういった問題もありますが、それでもITエンジニアが起業をするのであれば、まずはフルスタックエンジニアを目指すことを是非ともおすすめしたいところです。起業、独立を考えているのであれば是非一度検討してみてはいかがでしょうか。

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