大企業に入社したらあとは安泰は昔の話。入社してからが本当にスタート。45歳以上のリストラは継続的に行われていることを知っておこう

入社ゴールと勘違いをしないように。大企業から内定獲得、入社してもそれはスタートラインにすぎない

憧れの会社で働きたい。できれば安定している会社が良い。こんなことを思う人は多いものですが、その代名詞ともいえるのが大企業でしょう。少し前までは新卒で大手の企業に就職が決まったら、その後の人生は決まったようなもので、安定して、良い生活がおくれると思われていたものです。たしかに年功序列が徹底されており、かつリストラなどという言葉は皆無だったはるか昔にそういった時代はあったかもしれませんが、現在では大企業は企業として安定しているだけで、大企業で働いている労働者が安定しているわけではないということは、実際に働いている人たちの多くが知るところです。

かつてよりは減ったとはいえ、大企業は歴史があるところが多く、まだまだ年功序列に近いものが多く残っています。しかも、その多くはポストが埋まっているが故に起こっていることであり、年齢があがっても高い役職に就けない人たちが増え続けています。組織は年齢別にまとめた時にピラミッド構造になっている限り、年齢とともに役職、待遇なども比例していきやすいものの、かつての就職氷河期の時期などの影響もあり、ワイングラス型、逆ピラミッドに近い構造の会社も増えつつあります。こうなると、下の人たちにはなかなかチャンスはまわってきません。

まず大企業は基本的に低成長の状態にあります。かつては急成長していたはずですが、基本的にみんなが知っている大企業というのは低成長期に入っている企業と考えてほとんどの場合は間違いではありません。もちろん低成長であっても業績の数値はどれも立派で大きなものに違いありませんが、低成長企業というのは基本的に維持することが目的化してくる部分も多くなり、結果として人材募集も例年、決まった数を行って、同様に決まった数の人が辞めていく総数でみると変わらない状態となっていきます。この時、総数が変わらないということは、上が詰まっており、相当なことがない限り、抜擢などはなく、数十年にわたってポストが空いてチャンスがやってくるのを待ち続けることになります。

大企業に入社したらそこからがまた新たな長きにわたる戦いの始まりだということをしっかりと肝に銘じておく必要があります。

大企業では45歳以上を対象に継続的にリストラが行われている事実をしっかりと覚えておこう

大企業は会社として安定していて素晴らしい会社が多いのは事実です。しかし、会社はあくまで会社であって働く人はどうかといえば、そうともいえな不都合は事実があります。90年代後半から日本でも一般化しはいめたリストラですが、最近は以前ほど話題に上がることはなくなりましたが実際には継続して行われています。もちろん、明確にリストラという表現が使われることはなく「希望・早期退職者を募集」という体裁で行われます。

この時、全社員を対象している場合もありますが、多くは45歳以上を対象にしていることが多く、その数は上場企業だけでも多い時には4万人弱。少ない都市でも年でも5000人前後が募集されています。つまり毎年、事実上のリストラがかなりの人数で行われているということです。 大企業に入ったら安泰と思っている人も、この現実をしっかりと把握しておく必要があります。

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