転職後のイメージは明瞭ですか?大切なのは転職先の会社で起こること、求められることを考えよう

転職は手段に過ぎない。転職後も仕事が続くということを忘れないようにしよう

転職というと新しい職場、新しい会社で素敵な生活がはじまるイメージを持ちがちですが、会社、仕事が変わるだけで、働くということは何も違いがありません。もちろん転職によって希望の仕事、待遇など改善されることはあるかもしれませんが、どこまでいっても仕事であることに変わりはなく、すべてが思い通りに進むわけではありません。働く、お金を稼ぐために必要となる対価、つまり労働は本質的にはどの会社に行っても同じで、市場に求められていること、会社、又は依頼主から求められていることを実行し、その価値が給料として支給されるということに変わりはありません。

完璧な会社はない。どんな会社にも必ず問題はある。転職しても問題が起こることをちゃんと考えよう

転職をするからには、今いる会社や仕事に対して不満、不安があるはずですが、気を付けておきたいのはどんな会社にも問題があるということです。完全に安定している会社というのはあり得ませんし、仮にある程度の安定があったとしても、それは会社が安定しているだけであって、労働者の雇用が保証されているわけではありません。事実、業績の良い企業も、大きなニュースにはなりませんが、定期的に、そして継続的に40代以上などを対象にリストラを行い続けています。

仕事内容、やりがいについても、いままでよりも良いものになったとしても、それが永続することは難しいのが実情です。仕事というのは変わり続けるものであり、また仕事を行う自分自身の感性、感覚も変わるためです。最初は面白いと思っていた仕事も、1年も経てば慣れてきてしまい、当初のような楽しさを感じるのは難しくなります。また、会社も同じ事業、同じ商品だけを永遠にやり続けるわけにいきません。トヨタ自動車も、その昔は織機を作っていたわけで、まさか自動車を作る会社になるとはだれもおもっていませんでした。世の中が変われば必要とされるものもかわり、不要になっていく事業や商品がでてくる一方、新たに求められるものものも登場します。この世の中の流れにあわせて、会社は変化を続けていく必要があるからです。

また、やっかいな問題のひとつに人間関係があります。いままでいた会社で人間関係でストレスを感じていたとします。しかし、それは転職したら本当になくなるでしょうか。もっと相性の悪い人たちがたくさんいることだって十分に考えられます。また、仮によかったとしても、数人の入れ替わりがあっただけでも、チームの雰囲気、人間関係は大きく変わるものです。転職直後はよかったとしても、それが永続することは誰も保証してくれません。

転職は人生を一つ上のステージに押し上げてくれるステップにもなりますが、同時に下げるリスクもはらんでいます。現実をしっかりと踏まえて最終決断を下し、後悔のないように行動していきましょう。

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