業界研究は企業研究よりも圧倒的に重要!給与も将来性も企業以上に業界で決まることが多いという事実

多くの人のキャリアは企業選び以上に業界選びで大部分が決まってしまう厳しい現実をしっかり知っておこう

多くの人の就職活動、転職活動は有名な企業、大企業から入ることが多く、業界研究よりも、企業研究、もう少し言ってしまえば知っている企業の求人探しから始まるケースが多くなります。ユニクロ、グーグル、facebook、トヨタ、MUFG、東京電力、NTT…とにかく大きい、有名ということが共通点で、それ以外は二の次という状態です。もちろん大きな企業にも魅力はたくさんありますがキャリアという点で考えると、企業というレベルよりも業界というレベルで分析、検討をしていくことがとても重要です。

理由はいくつかありますが、まず給与などの待遇が業界単位である程度決まってくるということがあります。給与はその業界の利益率、そして働く人たちの能力水準、採用難易度などによって決められることが多く、業界選びを失敗すると、どんなに有能な人が、どんなに頑張ったとしても高い報酬をもらうことはできません。逆にいってしまえば、それほど優秀な結果を残さなくとも、業界をしっかりと選べば、それなりの待遇がもらえるということでもあります。

また、一度その業界に入ってしまうと、なかなか完全な異業種への転換というのはできません。もちろん、できないわけではありませんが、これまでの積み重ねた経験等を評価に結び付けることは難しく、順調に積み上げていくキャリア形成という状態からは程遠く、ゼロリセットでやり直す必要があります。そういうことを考えて、今と今後、将来にわたって順調に伸びていくという業界を選び、そこから企業、求人を探していくのが理想です。

一般的な就職サイト、情報サイトなどの分類をそのまま使うのは危険。もっと現実的な細かな単位で業界をとらえよう

業界研究をするときに会社四季報や求人サイトの分類をそのまま利用するの危険な行為なので控えましょう。ある程度の目安とするのには適していますが、自分のキャリアを考えていくための研究に利用するには危ない代物です。たとえば製造業といえばどもその中身は幅広く、パーツを作るところもあれば、パーツを設計するところもあります。情報通信などであれば、ネットワークを提供するところもあれば、アプリケーションを開発するところ、電話などの通信会社も含まれます。こうしたものを適切に把握せずに、業界平均の年収などを参考にしてしまうと、実態と大きく離れたものとなってしまう場合もあります。そうした事態を防ぐためにも、しっかりと現実に即した分類を作り、そこから考えていきましょう。

分類の作りる際のわかりやすい確認方法としては「競合が並んでいるか」ということです。NTTドコモとau(KDDI)とソフトバンクモバイルは競合といえます。トヨタと日産とマツダも同様です。このように、適切な業界分類で見ると、そのリストは顧客を市場の中で奪い合う競争相手となります。こうした確認をしながら、適切な業界研究を進めていきましょう。

将来性のある業界で自分のキャリアを育てていくことは、あなたにキャリア的な成功の確率をぐんとひきあげてくれるはずです。業界研究を行い、その上で企業、求人を探して研究していくようにしましょう。

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