新型コロナの影響を受けやすい仕事、受けにくい仕事

新型コロナの影響で収入に影響がでやすいのはサービス業?非正規への影響は?

世界で大流行している新型コロナウイルスですが、多くの国で活動、外出の自粛などが行われ経済への影響についても議論されています。多くの人にとって、最も身近なところでいえば仕事、収入がありますが、今回は多くの人に少なからず影響を与える規模となっています。その中でも特に影響が大きいのは飲食、観光といったサービス業全般ですが、その中でも非正規の方たちへの影響は時間を追うごとに大きくなものとなっていきます。派遣社員、アルバイトといった雇用形態は、多くの場合、時間給となっていることもあり、お店に来店するお客様が減れば、労働日数、労働時間を減らすことで、企業は利益を守ろうとします。こうした対策でも限界がくれば、最終的には解雇とせざるを得ないため、人の動きが減っていけば収入の減少、雇用の喪失という問題がもっと大きなものとなります。サービス業や観光業は、街中で影響を目で見てわかりやすいために、多くの人の意識が集まりますが、実際には他にも多くの業態で影響はでてきます。

労働集約型のビジネスはサービス業に関わらず全体的に影響は大きめ

影響を受ける業態の特徴は、基本的には労働集約型のビジネスという特徴があります。働く人が大勢集まり人がビジネス上の力となるものです。代表的なものとしては製造業などがありますが、教育産業なども例外ではなく、労働集約型のビジネスはまだまだ多いというのが実情です。これらの業態は、サービス業、観光業と比べると不要不急というわけではないため、減少幅は比較すると小さくなりますが、それでも大変な影響がでることは間違いありません。公立の学校などであれば、学校が休校になっても雇用は保証される人が多いものの、私塾などであれば収入減、最悪の場合は雇用の喪失という問題も起こりえます。これと同じことは企業研修などを提供している企業もいえますし、イベント関連の企業でも同じです。

影響が小さな業界としてはITやシステムといった情報通信産業

経済はつながっているため、まったく影響を受けない業界というのはありえません。しかし、影響が比較すると小さいといえる業界としては、情報通信産業があげられます。リモートワークを行うことに適していることに加えて、外出を控えることで必要とされる情報や通信、そしてそれらをサポートするシステムのニーズは少なからず増えるからです。(ただしSESは例外です。あれは情報通信産業というよりも人材派遣業が実態といえるためでSESは構造として影響を受ける可能性が高いといえます) 外出をしないことで経済は小さくなりますが、マイクロな視点で見ればインドアのニーズは増えることになります。そういった意味では物流などの業界もニーズは理論上は増えるものの、そもそも以前からニーズ以上に、供給量側に問題があるので、こなせるかという点から考えると上昇は見込みにくいでしょう。また、いろんな人との接触機会が多いことを考えると、感染者が出た時の休職期間などを考えると、業績はダウンする可能性もあり、スタッフの集団感染は是が非でも避けたいはずです。

雇用にも影響を与えるという点で怖いのは新型コロナウイルスの問題が落ち着いた後に根付く習慣

今はどこも新型コロナウイルスを恐れるところに意識がいっていますが、最終的には多くの人たちの努力により終息に向かうことが予測されます。これまで世界的に流行した、多くの感染病がそうだったことから、これは間違いないことです。雇用、仕事という点から考えた時に怖いのは、外出、旅行などを控えることが長引くことで、それが習慣として定着することです。旅行は復調していくでしょうが、会社などでの飲み会などは、習慣化してしまえば、流行が落ち着いた後も開催される回数は減ったままになることもありえます。景気は上昇、下降を繰り返すものですから、下がることに恐怖を感じる必要はありません。ただ、上昇するきざしがないのは大変な問題で、そこがどうなるかは今後も注視していく必要があります。

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