就職や転職を考えている企業のことを知るために先輩社員の紹介記事は要チェック。企業が理想とする平均的なスタッフ像がそこにある

いいなと思う会社の求人を見つけたら求人サイトの情報以外に企業ホームページもしっかりチェック。できれば先輩社員の紹介記事もしっかり見ておこう

転職や就職を考えた時に最初に見るのは求人サイトという人が多いと思います。そこにはたくさんの企業の求人が掲載されていますから、いろんな企業の求人を探すのにはとても便利です。探してみて、これはいいなと思う求人を見つけたら、そのまま応募する前に、できればその企業のホームページもしっかりチェックしていきましょう。

企業ホームページはその企業が対外的に知ってもらいたいと思っている情報の集大成です。しかも、そのなかに人材募集の専用のページなどがあれば、そこには求人サイト側には載っていない大切な情報が掲載されていることが多いものです。特に是非とも探していきたいのが先輩社員の紹介記事です。

何気なく読むだけだと「こんな人もいるんだな」という程度の情報ともとれるものですが、この先輩社員の紹介記事は、その会社が人材採用する上で大切な情報が詰まっています。まず多くの企業にはたくさんの人が働いていますが、その中で就職情報ページなどに登場する人は「こんな人を増やしたいと思っています」という企業からの所信表明ともいえるところです。たとえば、そこに女性スタッフが多く登場すれば、女性を積極的に採用していきたいということでもあります。また、そのスタッフの方がもし、お母さんでお子さんの話をしていれば、お母さんでも働ける環境を用意しており、そういった人を積極採用していくつもりですということでもあります。登場する人たちの性別、年齢、職業、ポジション、そしてプライベートの状況など、そうしたところをチェックしていきましょう。

企業の人材募集サイトに掲載されている先輩社員たちはその企業の求める平均的な人物

どの会社にも成果や働き方、総合的に考えてみた時に上位、中位、下位のスタッフは存在します。この時、企業が本音で増やしたいのは上位層に位置する人材ですが、残念ながらどの企業も上位層と同レベルの人を狙って、大量に採用できるとは全く思っていません。上位を採用するために多くの企業がとる方法は、まずは応募を大量に集めて、その中に少ない確率で上位の人も含まれるだろうという、ある程度の数うちゃ当たる理論を実践するというものです。ただ、もちろん人気企業、大手企業などになると、応募が多すぎて対応の負担が多くなりすぎるのを嫌う傾向があるため、最低限のラインとして、これ以上は満たしていてほしいというラインを作ります。それが中位に位置するスタッフ、つまり社内の平均的なスタッフの能力、働き方となります。これを紹介するために登場するのが、多くの企業採用ホームページに掲載される、先輩社員の紹介記事です。

この平均的な人物像と自分が近い場合、その会社との相性は比較的良いものといえます。逆に、自分と先輩社員たちの働き方や大切にしているものの違いがありすぎる場合は、企業選定をもう一度やり直した方がいいかもしれません。

企業の採用ホームページの原稿はきびしいチェックをいれられた上で公開されているが、それは企業目線で好ましい情報になっているかのチェック。本当だとは思わず参考情報としてみること

実際に記事を見つけてどんな社員がいるのか、そしてどんな社員が求められているのかを把握した後は、今度はその情報の読み取り方をしっかりと考えていきます。まず、そこに掲載されている情報がすべてにおいて真実だとは限りません。無論、確実なウソであるというわけでもありませんが、企業にとって都合の良いように演出されているということはしっかりと踏まえておく必要があります。

まず大手になるほど、企業ホームページに掲載されている情報は厳しい審査を通したうえで公開されています。特に採用ホームページの部分となると、書き方によっては労働者を守るための労働関連法などからみて、法令違反の事実ともとれるような記載になってしまうと大問題です。そのため、誤解が起きる可能性が少なく、応募者を集めるという観点に加えて、法的、倫理的、様々な観点で問題がないように、切り出されていたり、演出されている部分は少なからずあります。自分たちにとって不都合な情報を率先して公開するようなことを、どんな企業も、そして個人も、だれも喜んで行うことはありません。できれば、うそにならない範囲で良く見せたいというのは、企業も個人も一緒です。そういうものであるということを踏まえて、すべての情報を読み解き、真実の姿をしっかりと補正して捉えて、そこからその企業への応募を考えていきましょう。

キャリアビジョンを考えた時に5年後、10年後が見えなかったら必要なお金から逆算してみよう

社会人としてこんな人になりたいという目標を明確に持っている人は少数派。ほとんどの人は漠然としたもの以外はわかっていない

社会人になったら結果を残して成功したい。お金もたくさんもらえるようになりたい。こういった漠然としたビジョンを持っている人は多くいますが、「〇〇業界で〇〇という仕事で3年経験して、その中で社内トップの成績を残せるようになるため、今からこれを頑張って、それを達成した後、社内の面談などで次のステージとしてあの部署のあの仕事につけるよう申請し、そしてそこでも結果を出して、5年でこういうことができる、そして成し遂げたといえる人間になりたい」といったように、具体的な仕事内容や成功までの努力の道のりまでをはっきりと明言できる人は少数派です。はっきりと答えられないから、考えることができないからと焦る必要はありません。

ただ、キャリアビジョンについては正社員での就職、転職などを行う上では、面接などでも質問されるだけでなく、実際により良いキャリアを進むためにも必要なものです。まだよくわからないという状態からでも、無理なく確実に5年後、10年後のビジョンの作り方をご紹介していきます。

業界のことも会社のこともよくわからない中でキャリアビジョンを明確にするのは不可能。でも、自分の人生計画から必要なお金を把握することが確実にできる

実際の問題として、ある程度の経験者であれば別ですが、業界や会社のこともよくわからないなかで、何を目標にしていったらいいかをはっきりさせることはできません。わからないのは当然ともいえる中で、それでも無駄を減らしてより良いキャリアを作っていくためには、まず自分の人生と向き合いましょう。

キャリアビジョンよりも自分の人生は、もう少し具体的にしやすく、たとえば結婚や子ども、親の介護など、起こるイベントの多くはほぼみんな共通であり、いろんな情報を参考にして考えていくことができます。5年後、10年後は自分は何歳で、その時には、どういう家族構成で、家族のためにはいくら必要なのか。自分自身の自由にできるお金はどれくらいは欲しいのかなど、まずは人生プランをしっかりと考えると、そのために必要なお金がわかってきます。そのお金を近い将来、しっかりと稼ぐためには、どういった仕事で、どういうポジションについている必要があるのか、そこを研究して、目標にしていくと、キャリアビジョン作りはスムーズに進んでいくはずです。

あなたの人生に必要なお金が稼げる仕事は、どんな業界のどんな職種か、まずは転職サイトなどで調べてみよう。そこにたどり着くための道筋があなたの直近のキャリアビジョンになる

お金から考えた時の目標となる給与などはある程度見えてきたら、次は今の状況などは一旦おいておいて、目標を達成可能な仕事について研究していきましょう。給与というのは多くの場合は、業界や事業において決まるところが大きく、場合によってはどれだけがんばっても希望金額を手にすることができないということもあります。そのため、自分の理想とする給与額を達成可能な仕事を、転職サイトで給与条件などを設定して検索して調べていきましょう。

検索した結果でてきた仕事は、あなたの夢を実現することができる可能性が高いものです。まずはその求人情報を隅々まで見ていき、夢をかなえるために必要な仕事に求められるものを調べていきましょう。どんな仕事なのか、どんな能力が必要なのか、どんな人物像が求められているのかなど、そういったことを研究することで、自分が目標とする近い将来の理想の自分の姿が見えてきます。それが見えてきたら、そこと今の自分とのギャップを確認し、足りないところを埋めていくのが、これからあなたがやるべきことになります。

自動車メーカーに就職しようとする人に絶対に知っておいてほしい、世界で起こっている自動車業界を取り巻く変化

自動車メーカーは世界を相手に戦うための熾烈な競争を勝ち抜く努力をし続けている

自動車業界は近年、技術革新の影響を受けて電動化、そして自動化といった次世代自動車の実用化、普及に向けて水面下で激しい戦いを繰り広げている。世界的に広がる環境問題に対する対策のひとつとして、トヨタ自動車がハイブリッドで抜け出していたのは今は昔で、最近では完全な電動化へのシフトなどへの取り組みで国レベルを巻き込んで、各社が熾烈な競争の真っ最中だ。

少し前までは自動車業界に存在しなかった企業が急速に存在感を示しはじめているが、その代表的な企業のひとつがアメリカのテスラ社である。テスラ社は完全な電動化だけでなく、自動化、通信といった次世代カーに求められる要素を取り入れ、これまでの自動車の概念を壊し、アメリカでは特定の層ではあるものの、確実に受け入れられはじめている。

こうした動きは特定の企業の枠を超えて、国策として国レベルで大きく動き出しており、中国などは世界をリードする新しい産業を作るという目的に加えて、国内で問題になっている大気汚染をはじめとした環境問題を解決するためにも助成金をはじめとする、様々な施策を打ち出して注目されている。

また、現代では世界中で多くの人たちがあらゆるものへの所有することへの欲求が依然と変わり、減少し続けている。そうした中で共有、シェアという考え方や、そうしたビジネスが広がりを見せ、これは自動車などにおいても同様である。そうした中で、新しいビジネスが登場するなど、自動車業界はこうした市場を形成する多くの人々の感覚、常識の変化にあわせて変化していくことが求められている。

世界が変化し続ける中で、自動車メーカーも同様に変わることが求められている。これから数十年で、大きく変化していくと予想される業界のなかでも上位に位置するのが自動車業界なのだ。

生き残りをかけた次世代カー戦争。電気自動車や自動運転の実用化に向けて国を超えた提携合戦が勃発中。自動車メーカー間だけでなく、ソフトウェアメーカーたちも自動車業界内で急速に台頭

自動車メーカーといえば、世界を見渡しても企業数は少なく、多くはグローバルブランドである。トヨタ、日産、ホンダ、BMW、フォード、GM、アウディなどである。多くの人が知っている自動車メーカーたちだが、次世代の戦いでは、こうしたハードメーカーとしての企業だけでなく、AmazonやGoogle、AppleやDeNA、バイドゥといった様々な国のソフトウェアメーカーも登場することになる。これらのソフトウェアメーカーは、自動運転のコアとなるAIなどの開発、提供などを行うもので、多くの自動車メーカーと提携、協業するかたちで自動車業界のなかで台頭してきている。どこまでを自社で行い、どこからは外部の企業と共同で進めるのか。業界内の規格を抑えるためにも、自動車メーカー、ソフトウェアメーカーといった垣根を越えて提携によるグループ作りの戦いがヒートアップしてきている。

自動車メーカーのこれからの人材に求められるのは製造業や小売業といった枠を超えた新しい社会生活の在り方を提示できるクリエイティビティと社会性

かつての自動車業界は、良い自動車を作る、そして販売するという中で、純粋に早い、安全、快適といったキーワードを満たす、モノ作りへのこだわりが中心にあった。しかし、今、そしてこれから求められるのは社会問題の解決という考え方と、新しい社会生活の在り方に対する提案である。自動車が自分で運転するものというのが常識である時代と、自動で運転してくれるものという常識になった時代では、良い自動車の定義は間違いなく変わる。そして、ネット環境など通信の急速な発展によって、自動車もつながることによる新しいサービスと連携することで、自動車が移動手段以上の価値を作り出すこともできるようになっていく。そうした中で良い自動車とはいったい何か。かつで電話といえば、特定の場所に固定されているものであった。それがいまでは持ち歩ける、移動できるものとして考えるのは常識となっており、またネットにもつながり、どこにでも持ち歩ける、ネットにもつながるということで、全く新しいサービスが生み出されていった。

自動車もこれからまったく新しいものへと生まれ変わっていく。かつての自動車の常識から、全く新しい常識への変化が生まれるのである。そうなると自動車メーカーで働く人たちに求められるものも自ずと変わっていく。新しい常識を作るクリエイティビティ、そして移動するというだけでなく、社会の問題を解決していくという社会性を持った人間が、これからの自動車メーカーで求められていくはずである。

回転すし業界トップのスシロー。求人に応募しようかなと考えている人にチェックしておいてほしい業績と特徴

回転すし業界首位の「株式会社あきんどスシロー」。マーケティングも利益率も高く積極的な最新技術への投資も行う優良企業

現在、回転すし業界で首位をひた走るスシローを運営するのは株式会社あきんどスシロー。東証一部の上場企業でもあり、株式会社スシローグローバルホールディングスという持ち株会社で上場している。熾烈な競争が繰り広げられている回転すし業界のなかでも、その成長は驚くべきもの、その背景には回転すし屋としてだけでなく、純粋に企業活動として将来に向けた取り組み、そしてリスク管理に対する意識の高さがある。

飲食業界は近年、他の業界と比べても人手不足による問題は大きくなってきており、その対策に追われる企業も増えてきているが、業務負担を減らすための投資、人に依存しない自動化に向けた投資には積極的であり、店舗運営のほぼすべてを自動化するためのビジョンを持った活動が続ている。技術は業務効率化、人手不足の対応に対してだけでなく本業である寿司のおいしさを維持するための、管理技術なども問い入れられており、生み出した利益をさらなる事業の発展のための投資に回す、経営として優れたループが作られている。

近年、人手不足のなかで売り手市場ということもあり、働く人の意識が下がり、バイトテロ、バカッターといったSNSなどで炎上する業務上の悪ふざけなどで大きな問題が起こっている。 企業の危機管理能力という点では、 こうした問題を抑制するための取り組みからスシローの企業としての意識の高さがわかる取り組みがある。それが2日間にわたって実施された「全店休業」である。

回転すし業界において、競合企業であり、業界2位の地位にいるくら寿司においてアルバイトスタッフがゴミ箱にいれた魚を、まな板の上に戻して、それを再度調理する様子をとった動画が出回るという問題が起きた。こうした問題の背景には、アルバイトの教育、管理を行う、現場社員の業務ストレスの高止まりや、そこに加えて教育意識や倫理観の低下を抑制する施策がないことなどが遠因になっている。同様の問題を自社で起こさないために、売上としては10億円程度の減少が見込まれるなかで、スシローは「全店休業」を2日にわたって実施している。これは、くら寿司の炎上問題が発生した直後に行われたものであり、その迅速な対応から企業としての危機管理能力の高さを知ることができる。

スシローの売上、業績の概要

スシローの連結決算の売上や本業の儲けである営業利益などの業績の概要は以下のとおりである。この数値をみても分かる通り、売上も利益も伸びている、いわゆる増収増益が続いており、なかでもこの成長をしつづ、利益率までが上がっていることは企業としての努力が行われており、その努力が確実に成果となっていいることを証明するものである。

2018年9月期2017年9月期2016年9月期
売上高1748億8300万円1564億200万円1477億0200万円
営業利益117億1800万円92億400万円75億900万円
総資産経常利益率8.93%7.26%3.93%

今後の回転すし業界、そしてスシローが向かう先とそこで求められる人材とは

現在、日本の飲食市場は全体としての成長は止まっており、市場シェアの奪い合いが企業間で繰り広げられている。これは回転すし業界も同様で、これまで郊外を中心に展開してきた回転すしチェーンは店舗展開が飽和状態に近づいており、現在は多くの回転すしチェーンの企業は都心部への展開に意識を向けている。スシローも同様で、これからしばらくは国内では都心部における店舗の展開と、それに適した形の運営スタイルの確立が求められることになる。郊外型と都心部型のモデルは、同じ飲食店であってもコストをかけるところ、顧客に提供するサービスでこだわるところは異なってくるため、こうした変化に適応するために様々な模索が必要になってくる。こうした模索を行うためには、同じことを繰り返すだけでなく、常により良い状態にするための工夫、そして研究を行い続ける人材が必要となる。

また、現在の進行中の問題であり、今後もさらに悪化が予測される人手不足の問題への対応は、スシローにおいても重要なタスクとなる。そのためには既成概念で飲食事業を考えるのではなく、全く新しい事業として発想し、またそれを実現するために行動を起こせる人間が必要となってくる。この自動化という分野においては、コストや継続性という観点からも考える必要があるため、ビジネスとしての総合力も持ち合わせた、イノベーター型の人材が適材といえるため、そうした適性を持つ人間がより一層、スシローにおいても求められていくはずである。

最後にあげられるのは、いまや飲食業界の大手の間では当然となっている、グローバル展開への対応である。スシローもこうした活動には積極的であり、日本だけでなく、世界中の国々で活動できる柔軟で、かつ活動的な人材が求められることになる。

厚生労働省発表の統計データからみる産業別月給比較。最も高いのは「電気・ガス・熱供給・水道業」。低いのは「宿泊業,飲食サービス業」

厚生労働省は国内の労働に関する統計も発表している。そのデータを活用して業界ごとの収入の違いを見てみよう

仕事を選ぶうえで大切な基準のひとつになる給料。厚生労働省は様々なデータを発表していますが、その中にひとつに賃金に関するものがあります。ここではそのデータを使って産業別の月給の違いを見ていきます。まず、最も高い月給となっているのは電気・ガス・熱供給・水道業で、月給が55万円を超えています。対して最も低いのが宿泊業,飲食サービス業で12万代となっており、最上位と最下位の差は40万を超えています。

調査産業計31万7000円
鉱業,採石業,砂利採取業33万3300円
建設業38万9000円
製造業38万3700円
電気・ガス・熱供給・水道業55万5800円
情報通信業48万6400円
運輸業,郵便業34万4600円
卸売業,小売業27万4000円
金融業,保険業47万7800円
不動産業,物品賃貸業36万1100円
学術研究,専門・技術サービス業46万800円
宿泊業,飲食サービス業12万4100円
生活関連サービス業,娯楽業20万7100円
教育,学習支援業38万1200円
医療,福祉29万9700円
複合サービス事業38万1800円
サービス業(他に分類されないもの)25万6400円

*産業別月間現金給与総額 | 29年度 |5人以上の数値を利用

月給の差を生む大きなものは非正規雇用の割合と業務難易度

この数字を見ると衝撃的な違いに見えますが、ここで気を付ける必要があるのがあくまで産業別の統計であって、同一雇用形態で縛られている違いではないということです。アルバイトやパートタイムなどの非正規雇用と呼ばれる雇用形態では、一般的に正規社員と比較すると労働時間も短いこと、そして基本給の設定額が違うことから、産業別にまとめてみると、この非正規雇用の割合が多い業界は、比較すると低く数字が出る傾向があります。

しかし、それだけでは説明が難しい数字の差となっていますが、そこに加えてもうひとつの理由は、純粋なキャリアとしての違いとなります。その正体は業務難易度です。一般的に業務に従事する際に求められる能力、及びその能力を習得するために要する難易度が高いほど、給与は高くなっていきます。

上記の数字をみても、トップ3の電気・ガス・熱供給・水道業、情報通信業、金融業,保険業は、業務に従事するにあたって一定の能力、場合によっては資格等が取得する必要があるもので、かつ正社員の割合が非常に高い業界です。対して下位に位置する、宿泊業,飲食サービス業、生活関連サービス業,娯楽業、サービス業(他に分類されないもの)の3つの業界は、アルバイト比率が高く、同時に比較的短期間で業務に必要な能力を手にすることができるものとなっています。

高い給与を求めるならばやはり正社員×難しい仕事

とにかくお金にこだわりたいという場合は、やはり王道である正社員で、かつ求められる能力が高い、難しい仕事を選ぶ必要があります。内定をもらうまでの労力はかかりますが、それに見合ったリターンがあります。

HISの求人に応募をする前にチェックしておきたい会社の売上、業績、特徴と求められる人物像

HISってこんな会社。競合ひしめく旅行業界のなかでは海外+低価格で成長

HISは格安航空券や、格安での海外旅行という点を強みとして展開している旅行会社で、高い知名度を誇っています。もちろん魅力は安さだけではありません。昨今、急成長をしているネット系の旅行会社と比べて、安いだけではなく”安心”というプラスアルファを出して差別化に成功しています。旅行の多くは、はじめていく場所で、旅行者には不安なことがたくさんあります。特に言葉も通じない、不慣れな海外においては、こうした不安は大きなものになりますが、海外においても現地でサポートするために、多くの拠点を設け、どこにいってもサポートが受けられます。

また、旅行先を決めるという作業も、不慣れな人にとってはストレスが多い作業です。そうしたところもしっかりとケアするのがHIS。商品選びのサポートも店舗、インターネット、さらにはコールセンターまで用意するなど、安さだけではない、手厚いサービスを提供してHISファンを作り続けています。

HISは売上をはじめ各種数値が好調で業績は右肩上がり

旅行会社は取り扱い金額のなかで支払いも多いため、基本的に利益率は低くなります。そのためHISの業績を見るときも売上に対する利益は低くなるのは当然ではありますが、それでも競合のJTBなどと比べると利益率は高く、ここは企業としての努力、そして実力が表れてるところといえます。

また、売り上げについては過去最高金額を更新し続けており、こうした現状を見るにただのインバウンド需要や、景気の持ち直しによるアウトバウンドによる売上増だけではない、販売プラットフォームへの投資と、その成果が確実にでてきている、ここも実力によるものであることを伺いすることができます。

2019年も四半期ベースでみていくと、第一四半期、第二四半期ともに過去最高を更新しており、2019年度の通期も良い数字を達成してくるのはほぼ間違いないと思われます。

ちなみに2016年が落ち込んでいるのは、フランスをはじめとして世界的にテロの問題があったことが要因とされており、企業としての問題ではなく外的要因として考える必要があります。

売上営業利益経常利益
2014年5232億4600万円159億600万円190億1600万円
2015年5374億5600万円199億7000万円 226億8500万円
2016年5237億500万円142億7400万円 86億4800万円
2017年6060億2400万円159億1500万円196億4700万円
2018年7285億5400万円180億8300万円194億9900万円

HISの募集要項から見える求められる人材像

中途も基本的には新卒と大きく変わらないものの、より実績や既に獲得した能力という点をチェックされるため、純粋に求められる人物像を考えるために新卒の募集要項をチェックしていきます。まず職種では、 法人営業職(B2B営業) 、旅行コンサルタント職(B2C営業) 、IT職(SE職・WEBディレクター) 、経理職に分けられています。また、職種以外に転勤がある総合職と、転勤がないエリア限定のエリア総合職という2つのコースが分けられており、多様な働き方を受けれて、幅広い人が応募できるように配慮されています。

求める人物像は一般的な会社とほぼ同じですが、ひとつ特徴的なものとして「 旅の体験価値を活かしたい人  」というものがあります。そして「海外旅行の経験」があることを求める記載もあることから、旅行会社として当然ではありますが、旅行が好き、海外旅行もいったことがあるというのが最低条件と考える必要があります。つまり、HIS社において旅行者はお客様、又は見込客といえる存在です。お客様の目線を持つためには、やはりそうした経験が必須であるということで、その経験を生かした思考、行動をとれる人こそが、HIS社が求める人材であるといえます。企画するにしても、販売するにしても、接客するにしても、旅行をすばらしいと思える人が対応してくれたら、お客様はきっとうれしいに違いありません。良い旅行サービスを提供するためには、まず旅行者であれということです。何よりも旅行が好き、そして海外が大好きという人は、その経験を活かせる会社といえます。

求人検索エンジンの「Googleしごと検索」の使い方と特徴

世界最大級の検索エンジンGoogleが満を持してスタートした求人検索エンジン

Googleといえば世界中で知らぬ人がいないほどの検索エンジン業界の最大手であり、いまはやあらゆる情報を利用するサービスについて取り扱う世界トップクラスのIT企業です。そのGoogleが求人を探しやすくするために、 2019年1月23日にはじめたサービスが「Googleしごと検索」です。機能としてはインターネット上の求人情報を収集して、一括で検索できるようにしてくれるというもので、Googleならでの便利な機能がたくさんついています。

Googleしごと検索を使うためにはGoogle検索で”求人情報”をキーワードに利用しよう

Googleしごと検索を使いたいと思ったらアクセスするのはまずはGoogleです。検索窓にキーワードを入力する際に、希望の条件に加えて求人情報と入力するだけで、検索結果上にしごと検索が表示されます。

この表示されたエリアをクリックすることでGoogleしごと検索専用の画面に移動することができます。

キーワード検索以外にも機能充実。求人検索の便利機能

移動した先では、キーワードで求人を検索できるだけでなく、いくつかの検索軸が用意されています。特徴的なものとしては最寄りの求人を探す機能で、今、あなたがいる場所をGoogleが特定し、その周辺の〇㎞以内の求人を探すといったようなことができるものがあります。それでは詳細をご紹介していきます。

絞込はキーワード以外には大きく4つの軸、カテゴリ、地域、投稿日、形態、企業といったものから行うことができるようになっています。カテゴリは一般的な求人サイトでいう業種や職種が表示され、地域は都道府県や市区町村、それに加えて、先ほども紹介した「今いる場所の周辺」で絞り込みができます。投稿日は求人が投稿された日から24時間以内、3日以内といった新着のものを優先してみたい場合に利用できるものとなっており、企業はそのまま求人している企業名で絞り込むことができます。

インターフェイスはページの移動がになく、たくさんの求人を高速で閲覧するのに適したものになっている

画面はとにかくたくさんの仕事情報を見る、探すを高速で繰り返すことができるように移動のないシンプルな形になっています。左側に求人一覧は表示されており、スクロールすることでどんどん求人が表示されます。気になったらクリックすればその求人の詳細情報が大きく表示されるといった具合です。もし、一覧をみていて良いものがなければ、検索キーワードを変更してENTERボタンを押すだけで一覧も更新されるようになっており、集中して高速に探すということが考え抜かれたデザインです。

レスポンススピードもindeedやcareerjetといった他の求人検索エンジンと比べるとかなり高速で、ストレスなく仕事探しに集中することができるサービスです。

Googleしごと検索の課題をあえていうとすれば画像がないこと

効率よく仕事を探すという点において不満がほとんどない求人検索エンジンではありますが、強いて課題をあげるとすれば画像の表示がないことです。日本の求人メディアの多くは、画像をうまく利用することで求人情報の魅力を伝えられるように工夫を凝らしているところも多く、どんな会社かを見極めるための材料の一つとして画像は大切な情報です。これが画面上で見ることができないというのは、少し惜しい点といえますが、そうした小さな欠点を補って余りある魅力がある求人検索エンジンです。

回転すし業界上位のかっぱ寿司の求人への応募を考えている人が知っておきたい企業の業績と取り組み

回転すし業界は群雄割拠の大激戦。かつて業界1位の座に君臨したかっぱ寿司は現在4位

消費者として一度は利用をしたことがある人も多い回転すし屋さん。低価格でおいしいお寿司を提供する大手4社、かっぱ寿司、くら寿司、スシロー、はま寿司がしのぎを削っている業界です。この中で勢いのある競合他社に抜かれはしたものの、いまだ存在感を示し続けるのがかっぱ寿司です。

かっぱ寿司を運営するのはカッパ・クリエイト株式会社。かつては回転すし業界で1位の座にいた業界でも知名度の高いブランドを持っていますが、近年、競合他社の出店攻勢、サービスや商品のアップグレードによって後塵を拝し、現在は業界4位のポジションにいます。

一時、業績低迷で経営がどうなるかといわれた時期もありましたが、2014年は居酒屋の甘太郎や焼き肉の牛角などを展開するコロワイドの子会社となっています。飲食チェーンはグループ規模によって仕入れなどの効率化が図れるので、もしかっぱ寿司の求人に応募を検討されている人は親会社であるコロワイドについても調べておくと良いかもしれません。

最近のかっぱ寿司の取り組み

最近、寿司の食べ放題サービスである「かっぱ寿司の食べホー」を全店舗でスタートするなど、新しい取り組みに積極的です。この寿司の食べ放題サービスはレギュラー、スペシャル、プレミアムと3種類のコースごとに注文できる種類が違うようで、料金も男性と女性、小学生、シニアという4つの価格にわけられており、3つのコース×4つのユーザ種別で、12種類に分類されています。価格は男性で1680~2480円、女性が1580円~2380円、小学生が780円~1240円、シニアが1280円~1980円となっています。時間は60分間となっており、短時間でたくさん食べて、他のお店では得られない満足感を提供することを狙ったものとなっています。

いまは古豪のポジションの企業となっていますが、まだまだこれからも業界で上位に返り咲くための施策を多く取り入れていくと思われますので、これからの巻き返しのためにどんな取り組みを行っていくのか、就職先として検討する人は未来志向で考えてみると良いかもしれません。

ただ、他の企業と比べると自動化などに対する取り組み、省人化に向けた取り組みなど、効率や技術を取り入れるスピードは少し遅れ気味なのは気になるところではありますが、逆にそのなかでこのポジションを維持しているわけですから競合よりもより早く、より良い技術を導入し始めたら、巻き返しは意外に早いのかもしれません。

業績でみるかっぱ寿司

業績はというと、2019年3月期で761億円の売上で前年度比で減収となっています。減収は連続していることから成長性という点では難があるかもしれませんが、市場が飽和状態であることを考えると、無理やりな成長路線よりも、気にすべきは適正規模での運営による利益のほうです。本業の儲けを示す営業利益はというと、2019年3月期が6億2900万円で2期連続のプラスです。利益率は低いとはいえ、しっかりと利益がでているのは経営としてすばらしいですね。ちなみに2018年3月期は3億7800万円、2017年3月期が-5億2400万円ですから、規模をひたすらもとめるところから、市場規模を適切にとらえて、成長路線よりも、利益を生み出す方向にかじを切った結果と考えると、売上の減収もそれほど悪いものにはみえません。有利子負債も前年度比で大幅に減っていますので、財務健全化という点では、確実な一歩を進んでいるといえます。ただ、利益率という点でみると、すき屋やはま寿司を経営するゼンショーが 5.40%で、回転すし業界1位のスシローが 8.93% となっているなか、かっぱ寿司は 2.49% ですから、まだまだ改革半ばというのが実情です。

かっぱ寿司に就職して働くということ

かっぱ寿司は現在は古豪扱いされているのは事実で、数字的には業界のより上位のところと比較すると劣っているのは事実です。しかし、いま新たに生まれ変わるべく、新しい取り組みも積極的に行っており、今後の進化に期待をするのであれば、決して悪いことばかりではありません。そして、悪い時にこそ、それを改善できる人材の登用に積極なはずであり、そう考えて応募、そして面接等で質問をしてみてから考えるのもありなのかもしれません。

業績の良い会社は魅力的ではありますが、逆からみればすでに結果を出している人たちであふれており、いまからではチャンスがあまりないかもしれないともいえます。ピンチのなかにチャンスありで、また同時にチャンスの中にもピンチはあるわけです。

かっぱ寿司に就職することを考えている方は、ぜひ未来志向でいろいろと検討をしてみてはいかがでしょうか。

社員食堂が充実してる会社で働きたい!そんな人に見てもらいたい社食情報サイト「社食ドットコム」

社員食堂から会社の文化がみえてくる。興味がある人もない人もいろんな社食をみてみよう

仕事を探すときの条件は給与や休日、勤務時間や仕事内容といったものが一般的です。しかし、それだけではその会社がどんな文化なのか、何を大切にしている会社なのかを把握することは難しく、条件は良いけれど肌にあわない会社に転職してしまって失敗ということも起こりえてしまいます。そんな事態を防ぐためにも、興味の有無にかかわらず一読の価値があるのが社員食堂の情報を集めた専門ウェブメディア「社食ドットコム」。

企業に関わらず学校や官公庁なども含まれるため、純粋な社員食堂の紹介というわけではありませんが、それぞれの組織が大切にしているものが社食を通して見えてくるのですからおもしろいですね。

社食は社員じゃなくても利用OKなところも。気になる会社があったらぜひいってみよう!

社食のなかには一般の人にも開放しており、利用ができるところもあるので気になる会社があったらまずチェック。食堂の雰囲気の多くは、内装、外観などの影響もありますが、多くは利用者の人たちによるものが多く、少なからず会社の雰囲気はつかめるので就職、転職を考えている人にとっては見逃せない情報源となります。

社員食堂は一時期、コストの問題から手放す企業が多くなっていましたが、近年は福利厚生の一環、そして社員同士のコミュニケーションの創造のために改めて力をいれている企業も出始めています。周囲に飲食店やコンビニもあるのに、社食を設けている会社があるのだとしたら、それはきっと従業員に対する思いがそこにあるはずです。

社食の情報をみて素敵だと思える企業を見つけて、その企業の求人をインターネットで探すという方法もあります。転職、就職活動をしている方もぜひチェックしてみてください。

誤解されがちで不人気な仕事のひとつ「営業」。でも、キャリアで考えると魅力的な仕事だということを知ってますか?

ノルマやクレーム対応、数字に追われる日々でつらいだけの仕事と思われがちな「営業」という仕事

どんな仕事をしたいですかと質問をした時に、でてくる答えはクリエイティブな仕事であったり、将来性がある仕事、稼げる仕事、安定した仕事といった答えが大半を占めます。逆にどんな仕事は嫌ですかと質問をすると、必ず上位に入るのが「営業」という仕事です。世の中で不人気業種、人気のない職種というものは少なからず存在しますが、営業はその代表的な仕事のひとつといえます。

ではなぜ多くの人が営業になりたくないと考えるのか。その理由はノルマに追われるのが嫌だ、というものであったり、顧客のクレームに疲れそうといったものなど、頭を下げる、数字に追われるというのが多くの割合を占めます。過酷で、つらい仕事と思われるこの営業という仕事、事実、つらい部分はありますがキャリアで考えると魅力的なところもいっぱいあることをご存知でしょうか。

営業という仕事は結果がわかりやすく稼ぎやすい、そして多くの会社が求めている、さらには王道の出世コースのひとつ。キャリア形成という観点で考えると頑張る価値がある仕事です

まず営業の仕事の魅力は何かと問われれば、大きく3つあります。ひとつはシンプルに間接業務系の仕事と比べると稼ぎやすいという点です。もちろん、結果を出せなければ稼ぐことはできませんが、結果がでているときに自分の努力の結果であることをアピールすることが可能であり、また、今後も同様の頑張りを期待される場合は、月給そのものが変わらずとも、賞与などでは大きく反映されやすく、仕事の醍醐味の一つである所得という面では優れた仕事といえます。

次にあるのは求人の数です。多くの会社では営業職は募集をかけている確率が高く、何かあっても魅力的な条件の仕事を探しやすいという点が挙げられます。加えて、景気が悪くなった時なども、間接部門とは違って人材募集は増やすことなどもあり、利益を生み出すポジションとして、就職、転職のときに困ることがないというのは非常に魅力的です。

最後は長い目で見た時のメリットですが、多くの会社では営業で結果を出してきた人は要職につきやすく、社長も営業出身者が歴任してきているという会社もあります。トップまでいけるかどうかはまた別としても、ある程度までのポジションで考えると、ほぼ間違いなく出世コースのひとつとえいます。目標を決める、そこを達成するために考えて工夫して実践する。つらいことがあっても乗り越える。これをやっていくのが営業という仕事ですが、数字で利益を出すために結果がでるまで頑張るという経験は、どこの会社でも高く評価されますし、上級職に引き上げられやすいといえます。

あまりキャリアにならない営業の仕事がある。商品力が高い商品やサービスを取り扱う営業は、作業をするだけで本来の営業としての価値がつきにくいので要注意

どんな仕事にも良い点もあれば、悪い点もあるのは一緒ですが、営業職においてはデメリットを補ってあまりあるメリットが存在する仕事ということができます。ただし、注意が必要な営業の仕事もあります。それは商品力が高い商品やサービスを販売する営業職です。何もしなくても売れるものや、マーケティングの結果、獲得した反響営業型で、努力している人も、努力しない人も営業実績がほとんどかわらないものなどがこれにあたります。

こうした営業職は、働く立場から考えればストレスは少なく、ある意味で楽ともいえますが、この場合、商品やサービスを設計、開発している人たちの力が優れているということであり、営業職は事実上の作業者であり、オペレーションをするだけの人という状態になります。この状態で働き続けると、営業職でありながら営業力は全く育たず、どこまでが自分の実力なのか、自分ですらもわからない状態になります。もし、この状態で転職活動をして、内定をもらい、新天地で働き始めたとしたら、次の職場で結果を出すことができずに、居づらい状態になる可能性が高いといえます。

営業は数字に追われるからつらい、と考える人がいますが、実際には他の職種にも目標は設定されていて、目標が定められているという点では一緒です。違うのはそれが明瞭で、言い訳できない状態にあるかどうかの違いです。言い訳できないからつらいともいえますが、別の見方をすれば、成果が出た時には誰が見てもわかるともいえるわけです。良いキャリアを歩んでいきたい、稼げるようになりたい、そう考える人であれば営業職を検討してみるのもおすすめです。